センター長挨拶

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センター長挨拶

  この新センターは、2001年に設立された学生相談総合センターを母体としながら、時代の変化に合わせて、学生に対する支援を一層充実させることを目的に設置されました。これまで学生相談総合センターでは、学生相談部門、メンタルヘルス部門、就職相談部門、障害学生支援室が連携しながら学生対応、ならびに支援を行ってきましたが、これにキャリアサポートと共修推進を統合し、新しいセンターは学生相談・共修推進、キャリアサポート、障害学生支援の3つの柱からなっています。学生支援センターは、2019年4月、新たに発足した総合的な学生支援組織です。国立大学法人法第22条には、国立大学法人の業務として「学生に対し、修学、進路選択及び心身の健康等に関する相談その他の援助を行うこと」が二番目にあげられています。名古屋大学でも学生に対する相談や援助に取り組んできましたが、近年、来談学生が増加するとともに、相談内容も来談する学生自体も多様化しています。

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学生支援センター長佐久間 淳一

 さて、学生のみなさんは、修学や進路選択、心身の健康について専門家に相談した経験があるでしょうか。学校教育では自主自立の精神が強調されがちで、悩みを人に相談することは望ましくないことと思われてきたかもしれません。しかし、高校までの学校生活と大学での学生生活は大きく異なります。大学での学びは単なる勉強ではなく、むしろ研究であり、知識は消費するものではなく、むしろ生産するものに変わります。それに伴い、みなさんの行動範囲は、物理的にも人間関係においても急激に広がることになります。周囲との関係が拡大し、複雑化する中で、すべてを自分一人で解決しようとすることは現実的ではありません。むしろ、周囲の人たちに適度に依存しながら生きていく能力を身につけていくことが大切です。その中には、悩みを一人で抱え込むのではなく、周囲の人に打ち明けることも含まれます。悩みを持つことは人として当然のことです。そして、青年期の悩みは、質も量もこれまでとは違います。悩みがあるなら、思い切って周囲の人に相談してみましょう。また、友だちや先輩、家族に相談してみても答えが見つからない時や、周りの人には相談がしづらい時は、ぜひ学生支援センターの専門家を訪ねてください。学生支援センターには、みなさんの悩みをともに考え、学生生活を支える専門家がそろっています。みなさんがより豊かな学生生活を送れるよう、そして無事に社会へと巣立っていくことができるよう、スタッフ一同、全力で皆さんを応援します。